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May 1, 2002
TOPICS-02012

事例−1 もしも庁舎と資料館の間に電車が走っていたら

本庁舎と町民会館、本庁舎と図書館・歴史民族資料館の間を高速回線で繋ぎたいと思い、どういった方法があるか考えています。ところが窓の外を見たところ、何と電車が走っているではありませんか。

線路の下を掘り進んで専用線を敷設するなどとんでもない。莫大な費用がかかりそうです。
電柱を建ててケーブルを敷設しますか?線路に沿ってケーブルを敷設しますか?
どちらも許可されるまで時間がかかりそうですし、安全性の面でも不安が残ります。
無線の方が簡単であることに気付き、マイクロ無線について検討を始めました。しかし、常時専任の技術者が必要になりますし、漏洩の恐れからセキュリティの確保が出来ません。

 

そこで、光無線LANの検討が始まりました。

  採用に当たっての
キーワードは、

極めて経済的:
一度機器を設置すれば高い通信コストに悩まされる必要がない
高度なセキュリティが確保できる:
電波と異なり漏洩、盗聴の心配がない
超高速網100Mb/sの構築が可能:
複数のPCを使っても減衰することがない
通信距離は300mの範囲で使用可能:
実際に庁舎と資料館の距離は240mなので問題ない

でした。

当初、天候と距離について心配していましたが、それも杞憂に終わり、複数のアクセスにも耐える光無線を毎日極めてスムーズにお使いいただいているようです。


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