JPC関西見学会&講演会(関西光科学研究所)開催結果報告

世界トップクラスの先進レーザー開発と医療・産業分野へのユニークな応用を目指して

概要

JPC関西の定例行事として、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構関西光科学研究所の見学会&講演会を12月16日(水)に開催しましたので、結果の概要を報告いたします。

関西光科学研究所では、世界トップクラスの先進的な高強度レーザーを開発し、レーザー駆動型量子ビーム源の開発等の学術最先端の研究を推進するとともに、イノベーションの創出にむけた、レーザーの医療・産業分野へのユニークな応用研究を行っています。このような世界トップクラスの高強度レーザー技術とその応用についての見学会と講演会により、今後の新たな光産業の展開に結びつくことを期待して開催しました。

プログラムを抜粋して以下に記載します(詳細は割愛)。

日時

2015年12月16日(水)13:30~17:30、その後19時まで懇親会

場所

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 関西光科学研究所 多目的ホール

プログラム

挨拶
・主催者;中井 貞雄(JPC関西支部長、大阪大学名誉教授)
・共催者;内海 渉(原子力機構 関西光科学研究所所長)、関西光科学研究所の概要

記念講演
・講師;近藤 公伯(原子力機構 量子ビーム応用研究センター ディビジョン長)、関西光科学研究所における高強度レーザー開発と学術および医療・産業応用

見学会(2班に分かれて実施)
・実験棟、きっづ光科学館

特別講演
・講師;阪部 周二(京都大学教授、レーザー学会関西支部長)、もっと光を!高強度レーザー科学が求めるさらなるレーザー・光技術の高み

講演
・講師;山本 和久(大阪大学特任教授、JPC関西副支部長)、急速に拡大!可視光半導体レーザーによる産業応用革新

懇親会
・講師全員、参加者の大部分が参加

なお、今回は関東方面からの参加者が随分多く、JPC関西の催事の中でも非常に珍しい現象でした。高強度レーザーについて、関係者の方々の関心が高いものと思われます。最後に、参加いただいた方々のアンケート集約結果を速報します。全体に高い評価をいただきましたが、実験装置を身近で見たい、時間不足、会場が寒い、などの指摘がありました。これらの貴重なご意見を参考にさせていただき、今後の活動の改善や取組みに反映させて参りますので、今後とも、宜しくお願いいたします。

<参考資料>

  • 参加者
JPC関係の会員 ※ 一般参加者 講師・来賓・事務局 関西光科学研 参加者
合計
注記事項
講演会 11 20 11 11 53 懇親会;46
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