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July 1, 2002
TOPICS-02017

事例−4 快適なネットワーク環境を支える屋外光無線

広い大学の構内、敷地内にいくつもの棟が散在している工場や病院、建物と建物の間で光無線が活躍する場は沢山あります。

今回は、実際にネットワークのどの部分に光無線が使われているか、システム構成の観点から分かり易く紹介いたします。

こちらの印刷会社では、デザイン事務所と印刷工場が線路を挟んで300m離れた場所にあるため、原稿となるデータの受け渡しが大変でした。印刷業の世界も様変わりし、書籍やパンフレットに印刷されるデータは全てディジタル化されるようになりました。迅速さが要求される原稿の受け渡しに、また、画像など大きなサイズのファイルの受け渡しに光無線は最適です。

こちらは大学の構内ですが、構内ネットワーク接続網の一環を目的に、本館の5階ベランダに設置された2台と、研究棟1と研究棟2の屋上に1台ずつ設置された光リンクヘッドそれぞれを高速光無線LANで結びました。

どちらも、200mから350mの間に線路や道路があり、ケーブルの敷設工事は困難です。こういった長距離ビル間をつなぐ際の最大の問題は、光無線通信システムを導入することで簡単に解決することができます。更に、無線でも電波と異なりデータ信号漏洩がありませんので、安全なセキュリティ性の高い通信が確保されるのです。

目には見えないデータが、ビルとビルの間を高速で行き来しながらも、電波干渉を受けない安心をお届けする光無線通信、詳しくは当協議会にお問い合わせ下さい。


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