10/01/2007

TOPICS-07004

「次世代双方向ブロードバンドに係る新技術の適用領域の拡大方策に関する調査検討会」に参加

光無線通信システム推進協議会（ＩＣＳＡ）は、光無線通信の適用拡大に向け、表記の調査研究活動に参加しました。

当該調査検討会は、（社）電波産業会が総務省の委託を受け、学識経験者、電気通信事業者、関連メーカ等の専門家を集め、条件不利地域等において様々な技術が適用可能となるための技術条件、地域ニーズ、地理的条件等に対応したシステム構築モデルの検討および複数地域での技術検証のための実証実験を行うものです。

当協議会は、この実証実験におけるＷＧの中心として、光無線を用いたシステム設計と実験を行っています。

実証実験エリア

1. 中山間地域におけるモデル実験。大分県由布市において、光無線と25GHz無線、WiFiシステムを組み合わせた地域無線ネットワークを構築し、これを県のネットワークに接続することで、地域のブロードバンド環境を構築する実験を行っています。

    

2. 離島モデル実験。愛媛県新居浜市の沖合1.5kmにある大島を対象に、光無線と25GHz無線システムによりケーブル敷設がコスト的に難しいエリアにブロードバンド環境を提供する実証実験を行っています。