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October 15, 2001
<光無線に関するアンケート調査の結果>

W: ラストワンマイルの構築に関して

現在の日本では、幹線系の光ファイバは十分に敷設されていますが、エンドユーザーまでの回線が不足しています。ICSAでは、電柱への架空配線による光ファイバ配線の代わりに、下図のように光無線によるインフラ構築を提案しています。地下に埋められた部分から先を電柱などで立ち上げ、そこから先には光無線を活用してエンドユーザーまでの回線をつくるものです。

先進諸国の中で、まだクモの巣状の屋外配線を残している日本でも少しずつ、配線の地中化が進められていますが、まだまだ十分ではありません。この状態で、さらに電柱を使って光ファイバが引かれると、新規投資となり、電線類の地中化がますます遅れることを懸念しています。一方では、日本社会のIT化は経済の活性化のために避けて通れません。そこで、ICSAでは、高速の光無線によるラストワンマイルの構築を提案させていただいています。

これに関連したアンケートがございますので、お答えいただければ幸いです

図 2  埋め込み光ファイバと光無線によるインフラ構築

1) 図2のような構成のラストワンマイルの実現について
興味があるので、ICSAでの詳しい構想を聞きたい   9件   7%
55件 40%
34件 25%
38件 28%
関心があるので、ICSAでの検討結果がまとまったら教えてほしい
光無線の実用性についてよく分からない
コストパフォーマンスについて疑問がある
2) 現在の日本では、電柱にいろいろな配線がされており、他の先進諸国にはない環境となっていますが、この点についてどう考えられますか。
電線のある風景が当たり前で、あまり気にならない 38件 30%
45件 36%
42件 34%
街の中心部で電線のない風景を見ると、明るくてきれいだと思う
街全体の外観をきれいにする見地から、電線はなるべく早く地中化してほしい
3) 光ファイバを家庭に引くために、電柱に架空で引き込むことが進められていますが、この点について、どう考えられますか。
FTTHを進める上で、やむを得ない 57件 44%
43件 33%
29件 22%
 1件  1%
IT化の進展と環境問題は両方が大切である
光ファイバを架空で設備投資すると、電線の地中化がさらに遅れる
光ファイバにより他の架空線が不要になるなら賛成である
4) ICSAでは、光ファイバを架空で引かずに、空中に光ファイバを張ったように光配線をする技術を目指していますが、この点について
街がきれいになるなら積極的に進めてほしい 17件 12%
53件 38%
70件 50%
実証実験が先ず必要である
コスト見通しが先ず必要である

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