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08/18/2008
TOPICS-08002

赤外光無線システムの標準化の可視光領域への拡張について
−意見募集と検討会参加へのお願い−

光無線通信システム推進協議会(ICSA)では、光無線通信の標準化に関する活動を行なっています。その活動経過として、「10Mbps光無線LANシステム」の検討・提案を行ない、1997年に ARIB STD T-50 として国内標準規格の策定が行なわれました。その後、技術の発展や利用状況の変化に伴ない拡張を重ね、「光無線LANシステム」(ARIB STD T-50 第3版)として1Gbpsまでに対応した標準規格化の策定に寄与して参りました。

この度、近年の可視光通信、照明光通信への関心の高まりを受け使用波長を可視光領域へ拡張した光無線システムの標準化検討を可視光通信コンソーシアム(VLCC)と共に開始することを計画しております。この標準化検討にあたっては、本協議会とVLCCが中心となり、無線機器製造者、電気通信事業者及び利用者等から広く意見を頂き、今後の普及が期待される可視光無線通信の標準規格へ反映させることを目指しています。つきましては、検討開始にあたり皆様からの意見を募集いたします。また、併せて本標準化検討への積極的な参加を頂きたく、下記要領にて参加募集のご案内を申し上げます。

1. 検討会参加登録受付期間 2008年8月18日 〜 2008年9月22日

2. 規格検討期間 (予定)  2008年9月 1日 〜 2009年5月31日

3. 規格検討範囲(案)

1) 適用範囲 ―――――― 規格検討範囲と利用アプリケーションの範囲
2) 光無線物理層規格 ―― 光波長、使用周波数帯域、伝送形態、指向角等
3) 通信トポロジー ――――通信方式、変調方式等
4) 光システム間干渉条件とシステム性能表示方法等

4. 検討における参考予定の規格

1) ARIB STD−T50 第3版 「光無線LANシステム」
2) IEEE802.3 
3) JEITA CP−1208 「赤外線空間アナログ音声・映像伝送システム」等
4) JEITA CP-1222 「可視光IDシステム」等 
5) IEEE802.15

※ 意見募集は随時行っておりますので、以下の連絡先にご意見をお寄せ下さい。また、標準化検討会へ参加いただくにはICSA(光無線通信システム推進協議会)会員になっていただく必要があります。会員入会のご案内はICSAのHPに掲載しております。設置要綱をご覧の上、入会申込の手続きをお願いいたします。

募集連絡先 光無線通信システム推進協議会 事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-1 日土地ビル11F
社団法人 電波産業会内
TEL:03-5510-8596 FAX:03-3592-1103
E-mail:icsa@arib.or.jp

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