09/25/2006

目次

ICSA安全ガイドライン-簡易版

３  装置のクラス分け（続き）

３．７  放射レベルの測定

（１）放射パワーの測定

放射パワーの平均値(PAVE)は、図３−１に示す基本構成と、表３−１に示す測定条件に基づき測定する。基本構成における測定開口D及び測定距離Lは、表３−１に示す測定条件で規定される。

図３−１ 基本構成

表３−１　測定条件

上記表において、測定距離rは、次式によって与えられる。
     
      但し、α＜α_minの場合r ＝ 14mm、α＞α_maxの場合はr ＝ 100mm。
※波長1400〜1800ｎｍにおける限界開口は、時間基準100sの場合3.5を適用する。

（２）光信号の波形測定

光信号の波形測定では、図３−２に示すように、コンデンサレンズで集光した光信号を、光検出器で電気信号に変換した後、オシロスコープで波形を測定する。

図３−２  波形測定の基本構成

（３）出力パワーの算出

放射パワーの平均値(PAVE)と光信号の測定波形からパルス列の出力パワーを算出する。

図３−３  信号波形の測定例（オシロスコープ表示）

（４）パルス幅の測定

波形からパルス幅を測定する。

図３−４　パルス幅の測定

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