活動
光・レーザー関西2021シンポジウム「スポーツセンシングとフォトニクス技術への期待」
概要
新型コロナウィルスの出現により2020年東京オリンピックの開催が1年延期になりました。今年7月の開催を前に国内外では多くの競技で代表選考が行われ、コロナ禍のなかで賛否はあるものの、いよいよ開催の時が迫ってきました。オリンピックでは競技における時間計測や距離測定などセンシング技術がとても重要です。様々な技術が時代とともに進化し、昨今ではデジタル化が一般化するなかでコンピュータの進歩に伴ってスポーツセンシングの領域も発展してきました。また、競技で上位を目指す選手やトレーナーは身体機能を高める技術としてトレーニング科学を取り入れており、動体解析や予測AIに関するハードウェアやソフトウェアも日進月歩しています。関西は光産業だけでなく、国内でも有数のスポーツ関連の企業が集まる場所であり、伝統的な繊維産業の発展とともにスポーツ産業のメッカとして歴史を積み重ねた経緯があります。
関西が主導する光とレーザーをキーワードとした本シンポジウムでは、2021年度はスポーツ分野にフォーカスし、フォトニクス技術に基づいたセンシング技術の応用に触れ、お茶の間のTVスポーツ中継で目にする例や、学術的な研究レベルの例を紹介いたします。具体事例としてスポーツ現場の実態や要求される技術に言及し、今後の技術開発の方向性など皆様の新たな可能性に着眼する機会となれば幸いです。
フォトニクスやセンシングの技術シーズとスポーツ産業のニーズが出会う場として機会提供するべく、JPC関西会員をはじめ多くの産業界の皆様にご参加いただきたくお願い申し上げます。
日時
2021年7月20日(火)13:00~17:05
場所
オンライン方式(Zoomウェビナー利用)
主催
特定非営利活動法人 日本フォトニクス協議会 JPC関西プログラム
【開会挨拶】 13:00~13:05JPC関西 支部長 中井 貞雄(大阪大学 名誉教授)
【開催趣旨】 13:05~13:15
シンポジウム概要説明
JPC関西運営委員 越智 圭三(大阪大学)
【講演1】 13:15~13:40
演題:ミズノにおけるスポーツ用品のデジタル化
講師:渡辺 良信 氏(ミズノ株式会社 グローバル研究開発部 UX・DX研究開発課)
【講演2】 13:40~14:05
演題:スポーツ中継制作の過去、現在、そしてこれからの姿
ーAI×クラウドなど先端の画像解析技術を使った、最新の映像表現ー
講師:森嵜 剛拡 氏(株式会社フォトロン 映像システム事業本部 ソリューション営業部)
【講演3】 14:05~14:30
演題:デジタル技術を活用したパーソナライゼーション
講師:猪股 貴志 氏(株式会社アシックス スポーツ工学研究所)
(休憩10分)
【講演4】 14:40~15:05
演題:レーダー波を使用した弾道測定機について(ゴルフなど)
講師:二田水 豪 氏(FlightScopeJapan Professinnal Certification セールス担当)
【講演5】 15:05~15:30
演題:測域センサの原理とその応用
講師:井上 恵介 氏(北陽電機株式会社 開発部 要素開発課 課長)
【講演6】 15:30~15:55
演題:データサイエンティストが語る、スポーツ領域における AI の活用と今後
講師:中村 俊輔 氏(中村牧場合同会社 代表)
(休憩10分)
【パネルディスカッション】 16:05~17:00
『2050年に向けた、スポーツセンシングとフォトニクス技術への期待について』
コーディネーター:
伊坂 忠夫 氏(学校法人立命館 副総長、立命館大学 副学長、スポーツ健康科学部 教授)
パネリスト:上記の講演者
【閉会挨拶 】 17:00~17:05
JPC関西 副支部長 山本 和久(大阪大学 レーザー科学研究所 教授)
申し込み
参加費は「カード」「振込」の事前支払い(支払方法は後日連絡いたします)
・下記 Website から申込みください 。(受付確認メールが自動送信されます)
https://forms.gle/hPVfs2Kr9vDgYU1C9
・Websiteへアクセスできない場合は、 info@jpck.org まで E-Mailをお願いします。
[記入事項]
お名前・所属・役職・ご住所・メールアドレス・電話番号
会員種別(JPC関西会員、ABPI研会員、JPC会員、一般)
お問い合わせ先
JPC関西事務局 info@jpck.org料金
会員;2,000円
JPC関西会員、ABPI研会員、JPC会員(法人会員としての参加は3名まで可能)
一般;5,000円
定員
50名(事前登録制で定員になり次第〆切)
注意事項
※都合により一部変更となる場合があります。
※講演内容の撮影や録音は、お控え願います。
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