活動
JPC光無線分科会の今後の活動について
概要
可視光LEDは現在、家庭照明、信号機、車の前照灯等に幅広く利用されていますが、これらとは別の角度から通信・情報伝送への普及・推進を目的に、2003年に可視光通信コンソーシアムが設立されました。その後、可視光通信を社会インフラとしてより一層広く普及させ、便利で快適な社会を実現するために同コンソーシアムでは組織改編を行い、2018年に日本フォトニクス協議会(JPC)に参画することを決め、可視光通信分科会としてその後は活動を行ってまいりました。
ご承知のとおり、NTTが主体となって推進しているIOWN(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network)構想は、従来の電子技術から光技術に全面的な技術シフトを行い、光信号のままで伝送・交換処理を行うオールフォトニクス・ネットワークを実現し、現在の情報通信基盤の技術的な課題を一気に解決しようとする試みで、Optical and Wirelessをキーワードに今春よりサービスが動き出します。
このような状況を背景に、本分科会でもこの機会にOptical and Wirelessな活動をより明確にするため分科会名を光無線分科会に改称することにいたしました(本年6月のJPC総会にて正式承認予定)。これまで本会で培ってきた従来の室内・外の長・短距離光無線はもとより、データセンタ間やデータセンタ内の光無線、水中・海中の光無線、ワイヤレス給電等にも本分科会では注目し、我が国の光無線技術の新しいビジネス開拓に貢献することを目指して分科会活動の積極的展開を図ってまいります。
つきましてはこの機会に、今回の改称に伴い本分科会の今後の活動計画と活動体制についての講演・説明会を下記の通り開催いたします。
従来のJPC会員各位はもとより光無線技術に関心をお持ちの多数関係者の参加をお待ちしています。
日時
2023年4月20日(木)15:00~16:30
場所
パシフィコ横浜 展示ホール2F会議室E26
アクセス
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
アクセス:https://j-photonics.org/download/E26_access.pdf
主催
日本フォトニクス協議会 光無線分科会プログラム
15:00~15:30 | 「ますます面白くなる光無線のこれから(仮題)」 山里 敬也 氏(分科会委員長、名古屋大学 教授) |
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15:30~16:10 | 「光無線の技術課題とビジネス課題(仮題)」 若森 和彦 氏(WTC 代表、元 浜松ホトニクス) |
16:10~16:30 | 「光無線分科会の組織と運営体制について」 JPC事務局 |
17:30~ | 情報交換会(OPIE'23の懇親会に合流します) |
申し込み
メールで事務局までお申込みください。担当:緒方
料金
無料
定員
40名程度
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