第49回 光学シンポジウム(現地&オンラインのハイブリッド開催)

実用的な最先端の光学設計/光計測/光学素子/光学システム

概要

「光学シンポジウム」は、日本光学会主催の講演会の中で最も歴史のある講演会で、 光学設計者・技術者の皆様が日頃の研究、開発の成果を発表し、討論する場として、毎年開催されています。 光学シンポジウムのメインテーマが「実用的な最先端の光学設計/光計測/光学素子/光学システム」であるように 実用化されたり実用化を目指した最先端の光学技術に関する発表が多くなされ、200名以上の方が参加されます。

さらに、日本光学会の年間テーマである「異分野融合 ~産と学の垣根を越えて~」に合致したAIなどの他技術と光学技術を組み合わせることで、技術の価値が高まる研究、開発も多く見られ、産学の垣根を越えて実用化に向けた研究が発表される場となっています。

Well-beingな社会の実現に光学技術がどのように活用され貢献していくのか、会員の皆さまが光学シンポジウムへの参加を通して啓発および議論していただければと存じます。
そのための取組みとして、第49回は、コロナ禍により中止となっていた意見交換会を、6月20日の講演会終了後に再開したいと思います。是非とも現地に参加いただき、他大学や他社で光学分野に携わっている「仲間」や「ライバル」と活発に議論し、お互いに高め合う場としていただければ幸いです。
皆様からの興味深い発表や積極的なご参加をお願い致します。

日時

チュートリアル(オンライン開催):2024年6月19日(水)
講演会(現地&オンラインのハイブリッド開催):2024年6月20日(木)、21日(金)

場所

東京大学生産技術研究所An棟コンベンションホール

アクセス

東京都目黒区駒場4-6-1
アクセス:http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/

主催

主催:一般社団法人 日本光学会

プログラム

■チュートリアル(6月19日) ※講演会とは別に参加申込が必要です。オンラインのみの開催です。
午前の部:
「ライダーのいろは-基礎から応用まで-」
 講師:椎名 達雄(千葉大学 大学院工学研究院)
午後の部: 「フラットオプティクスのためのメタサーフェス入門」
 講師:志村 努(東京大学生産技術研究所)

■講演会(6月20日,21日) ※現地、オンラインのハイブリッド開催です
<招待講演>
「メタマテリアルを用いた光学迷彩技術」
 雨宮 智宏(東京工業大学)
「抗原抗体反応の光誘導加速システムによる次世代医工計測への展開」
 飯田 琢也(大阪公立大学)
「HMD向け高効率パンケーキレンズ「ダブルパス方式」の紹介と光学設計」
 臼倉 奈留(シャープ株式会社)
「空中ディスプレィの社会実装と課題、及び今後の展望」
 大坪 誠(株式会社ASUKANET)
「非接触、無調整で使用できる両眼視デバイスの開発」
 川崎 智裕(株式会社ニコン)
「超高精度三次元測定機UA3Pとその最新ソリューションのご紹介」
 上村 健太郎(パナソニックプロダクションエンジニアリング株式会社)
「レンズの収差・回折によるぼけを補正するDeep Learning画像処理技術 -Neural network Lens Optimizer-」
 日浅 法人(キヤノン株式会社)
「機能集積型光導波路照明素子による散乱・揺らぎ背後イメージング」
 渡邉 恵理子(電気通信大学)

※一般講演プログラム詳細は,大会HPをご確認ください.

申し込み

大会HPよりお申込みください。
http://myosj.or.jp/event2/opt_symp/

料金

<チュートリアル>
【一般】10,000円(※6/22,23に開催の講演会申込済の方 8,000円)
【学生】
 日本光学会 会員、応用物理学会 会員 2,000円
 非会員 5,000円

<講演会>
【一般】
  日本光学会 会員、応用物理学会、OSA、OSK 会員 7,000円
  日本光学会賛助会員、SPIE、協賛学会 会員 9,000円
  日本光学会賛助会員 行事無料参加券使用 0円
  非会員 11,000円
【学生】
  日本光学会 会員、応用物理学会 会員 0円
  非会員 3,000円

参加申込締切:6月5日(水)
※上記参加費金額には、消費税を含みます。

【問い合わせ先】
 中井 武彦 (キヤノン株式会社)
 (E-mail:optsymp49-aud@myosj.or.jp)
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