JPC関西定例講演会

医療・看護・介護フォトニクスの新たな展開

概要

わが国では団塊の世代が次々と高齢者の仲間入りをし、生活習慣病や脳機能疾患、癌の早期診断のニーズが急速に高まっています。中でも、重篤な血管障害を引き起こす生活習慣病の診断では、いつでもどこでも誰でも使えるユビキタス診断技術(ヘルスケア技術)が求められています。一方では、老々介護・看護を含めて高齢者の日常生活を支える医療技術開発が切望されています。

このような切迫した状況の中で、医療における光技術の貢献はまだまだ少ない状況です。光学/フォトニクスは高感度センシング、高速並列信号処理、鮮明なイメージング等々の多くの利点をもちながら、これらが具体的な医療に活かされていません。今こそ、光のもつ高いポテンシャルを活かしてわが国の医療技術を飛躍的に発展させ、これを産業として育ていく時がきているものと考えます。

本講演会では、医療・看護・介護分野でご活躍の方々にフォトニクス技術の応用事例や今後の期待などを織り込んで紹介いただきます。 この分野の新たな展開や産業の発展に少しでも貢献できることを願っておりますので、関係者の皆様の積極的な参加を宜しくお願いいたします。

日時

2016年9月27日(火)10:30~16:40、その後18時30分まで懇親会

場所

マイドームおおさか8F 第3会議室

アクセス

〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号 マイドームおおさか
http://www.mydome.jp/access/

主催

特定非営利活動法人日本フォトニクス協議会JPC関西
共催:光エレクトロニクスフォーラム

プログラム

・演題:オーバービュー
講師:春名 正光(JPC関西顧問、大阪大学産学連携本部イノベーション部特任教授)

・演題:ラマン分光による涙に含まれる薬効成分の分析
講師:山田 憲嗣(一般社団法人 臨床医工情報学コンソーシアム関西 上席研究員、大阪大学 招へい教授、光産業創成大学院大学 客員教授)

・演題:手のひらサイズの非侵襲血糖値センサー
講師:山川 考一(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所レーザー医療応用研究グループ)

・演題:パナソニックにおける医療福祉ロボットの開発
講師:安藤 健(パナソニック株式会社 生産技術本部 ロボティクス推進室)

・演題:最新の光コヒーレンストモグラフィー(OCT)
講師:諫本 圭史(santec株式会社 光画像センシングビジネスユニット)

・演題:見守り機器
講師:安川 徹(ノーリツプレシジョン株式会社ロボット事業プロジェクト)

・演題:ロボットアシストウォーカーRT.1の開発
講師:藤井 仁(RT.ワークス株式会社 代表取締役)

申し込み

下記Websiteから申込みください。
https://goo.gl/forms/t4p8tqx7aCubKoHq2

もし、Websiteへのアクセスができない場合は、下記事項を記入のうえ
e-mail;jpckansai@j-photonics.orgへ送信ください。

記入事項;お名前・所属・役職・ご住所・メールアドレス・電話番号・会員種別(JPC関西会員、ABPI研会員、JPC会員、一般)

料金

一般;5,000円
JPC関西会員;1,000円、ABPI研会員およびJPC会員;3,000円

定員

70名(事前登録制で定員になり次第〆切となります)

<問い合わせ先>
JPC関西事務局 e-mail;jpckansai@j-photonics.org  緊急時;090-1114-5841
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