TOPICS協議会光無線LINK集LibraryQandA
June 15, 2001
屋外光無線通信システム導入ガイドライン-付録
◆   目    次   ◆
まえがき 第1章  屋外光無線の概要 第2章  伝送品質
第3章  機械インターフェイス 第4章  電気インターフェイス 第5章  仕様表現

付録: IEC60825 Part12

Safety of Space Optical Communication System using Directed Beams からの抜粋

1  IEC60825−12の目的

  • 光無線装置から放射されて障害を起こす可能性のある光から人々を守るための情報を、障害レベルに応じて提供すること。
  • 製造、設置、サービス、運用の組織が必要な手続きを取れるように要件を決めること。
  • 不要な光に曝されることによる障害の可能性を最小限に押さえる情報と管理手段を提供すること。
2 略

3 言葉の定義

automatic power reduction (APR)
人がビームに曝されたとき、決められた時間内に決められたレベルに光パワーを制御する。
location protection system
人が制限区域、あるいは管理区域に入ったとき、決められた時間内に決められたレベルに光パワーを制御する。
<location type> について
location with controlled access
レーザーの安全に関する訓練を受けて公認された人を除いて進入禁止の場所。
location with restricted access
レーザーの安全に関する訓練は受けていないが、限られた人のみが進入可能な場所。
location with unrestricted access
誰でもが器材に触れ、光に曝される可能性があることから、安全が保証されている場所
inaccessible space
通常、人が入らない空間で、具体的には下記のような場所をいう。
  • restricted location またはunrestricted location から水平に2.5m以上離れる。
  • unrestricted locationから上方垂直に6m以上離れる。
  • restricted location から上方垂直に3m以上離れる。

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